今日の最高気温は仙台で16℃になるそうだ。4月下旬くらいの陽気かも。全国的に快晴ニッポンバレ、仕事は残ってるけど一日くらいは休もう。
2月3月と海方面というか平地専門だったので山登りを兼ねて大倉ダムの上流にある定義山(jougi)へ行くことにした。仙台市内では定義如来で有名だが三角あぶらあげでも有名だ。
K君は今日もMTBで参加、段々と脚力がついてきている。そろそろロード転向を思案中のようだ。
東から吹いている風に背中を押されて、登り坂も幾分楽に感じる。
車重のあるMTBはすぐ千切れて見えなくなるので交差点や信号機で待つようにした。自分には休憩が増えてありがたい(笑)。
遠くの奥羽山脈はまだ白いが、近くの景色からはすっかり雪も消えて、花こそまだ咲いてないがどらからか春のにおいも漂ってくる。
広瀬川の左岸側の折立(oritate)~赤坂を経由した狭くなった旧道をやり過ごすと大倉ダムの勇姿が見えてきた。緩い坂を登るとそこは雪解け水を湛えた湖面とその先に冬山のコントラストが最高に綺麗だ。
湖面にかかる大倉大橋を渡って左折すると、最後の坂がある。しばらく行くとMTBの親子ツーリング(子供二人とパパ)がもがきながら歩道を走っていた。こういう場合サイクリストは爽やかに余裕を感じさせながら「頑張れ~」のかけ声を送って抜きたいものだが、ぜえぜえと汗かきかき速度差も5km/hくらいでなんとか追い越した自分は格好良くは無かっただろうな(爆)。
定義山の駐車場で休みながら汗が引くのを待つが、K君は一向に到着しないので途中まで迎えに行くと食堂の駐車場で待っているのを発見した。携帯を呼んだらしいが自分のは圏外だった。
ふたたび坂を越えて、小腹をすいたのを思い出し三角あぶらあげ(120円也)をご馳走になった。揚げたての油揚げに七味唐辛子と醤油をかけただけのシンプルなものだが、ここで食べると確かにうまい。
近くの五重塔を散策して所用を済ませるとこれからは下りだけだ。
登りでは気が付かなかった東風がペダルを重くするのだが、それ以上に花粉を運んでくれたのが最悪だった。走ってる最中はくしゃみは出ないが眼が痒くてたまらない。我慢してると涙がチョチョ切れて、それを夏用グローブではぬぐい切れない。そうこうしてるうちに鼻水も出てきて大変なことになった。
熊ヶ根で国道の信号機に引っかかったのでウエストバックからタオルハンカチを出し涙をぬぐうが眼を洗いたくてたまらない。鼻もかみたいし。
今日のお昼は折立の味噌ラーメンに決めていたので、あと20分ちょっとは我慢だ。信号機で停まるたびに今度はくしゃみも出だして最悪~~。
やっと「一利起」さんに到着し、味噌ラーメンを注文すると手洗い所に行き水道水で眼を洗った。幾分良くなったが、鼻水は止まらずラーメンをすすってるんだか、何をすすってんだか分からなくなるような調子。「きたねぇなぁ、まったく」。カウンターのティッシュかなり使ってしまった。
でもラーメンはホント美味しかった(汗)。
あとは市内まですぐだ。相変わらず花粉には参ったが、大崎八幡神社を過ぎたあたりから風の中に花粉は無くなったみたいだ。ここから太平洋まで杉林は無いもんなぁ。帰ってジャージとレーパンの花粉を叩いて落とし流し台で丁寧に眼を洗ったらさっぱりした。目薬買いに行こうっと。
この時期のツーリングはゴーグルとマスクが必要だが、そんなサイクリストは一人として出会わなかった。目薬さしながら走ってるんだろうか。
2時間52分 64.19km
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