朝7時前に出発、目指すは九千部山(標高847m)
青檸檬号にSPD-SLシューズをくっつけて、GPSも付ける。今日はネットでお知り合いのオヤジさんが背振山(標高1050m)に向かっているので自分も気合いが入る。南片江~那珂川町~筑紫耶馬渓を経由するが、エエネルギーの元を何も持っていなかったのでコンビニで補給する。
中ノ島公園でトイレ休憩して再びあの山を目指す。
ピナレロのロードレーサーが追い抜きざま挨拶をくれた。「ツーリングですか」って聞くので「ええちょっとあの山まで」と返事「がんばってくださいね」と言って彼は速度差7・8kmで南畑ダム方面に消えて行った。ルート図は前夜調べたつもりだったが、那珂川町中ノ原の九千部への分岐点(標高142m)が分かるか不安だった。筑紫耶馬渓の紅葉は分岐点を曲がらずまだ先にあるが、今日の目標は左に折れるのであきらめる。体力を温存しておきたい。
傾斜は三瀬峠に比べればきつく感じないけれどまだ700m登り続けなければならない。ゆっくりでもいいや。
結構高いところまで民家や保養所が点在するがそれもなくなるとひたすら木立の中をこぎ続けることになる。聞こえるのはタイヤとアスファルトの摩擦音だけだ。
基山への分岐点(標高530m)で休憩のあとまた登り続けるが傾斜がきつくなったのか、スタミナが切れたのか急にペダルが重たくなったのでジャムパンで栄養補給し、また再開した。上り坂で止まるとビンディングの固定に戸惑う。分岐点には九千部山まで3.6kmと書いてあった。山頂の無線局群が見えたのは山頂の400m位手前だった。ここが一番急坂だったかもしれないが、すぐそこに見えたので嬉しかった。
福岡県の県防災無線局を過ぎてから山頂までは意外と距離があったがやがて山頂にたどり着き周辺の無線局と遠景をスナップする。やっぱり三瀬峠の方がきつかったような気がするなあ。
NHK中継所では地上波デジタル中継局の建設が始まっている。まだ基礎工事中で完成するのは来年春頃だろうか。佐賀STS中継局方面に展望台が見えたので移動する。と排水溝を横切る際、少し段差を感じた。ショックでボトルホルダからペットボトルが落ちプシューと炭酸水の気の抜ける音がした。確かお茶を買ったはずなのにと思ったが、パンクの音だった。7月に自転車生活を始めて初体験だった。一応呼びのチューブとリペアキットも携帯しているので楽勝と思いながらタイヤを外すが慣れないことで時間がかかる。なんとかチューブの交換を完了するが、付け替えてハンドポンプで空気注入するもタイヤが膨らまない。事前に練習しておくべきだった。
修理を完了して展望台から絶景を楽しむことにする。西の方向に背振のレーダー群が手に取るように見えている。
オヤジさんはあのどこかにいるんだろう。展望台から降りて前輪を見るとペシャンコになっている。いよいよリペアキットの出番だが、これが駄目だったらと思うと泣きそうになってくる。ハイカーのおじさん・おばさんが自転車で登ってきたことをほめてくれるが、こっちはケータイでSOSを発信したい気分だ。
今度はうまくいったみたいで空気が減る気配もないのでこのまま下ることにする。これでいつパンクに会っても慌てることは無いだろう。
ユニクロで買ったフリースのグローブは滑ってブレーキをかけにくいので素手で下るとめちゃめちゃ冷たくスピードも出せない。
疲れも少ないので久留米まで行こうと基山方面に下るが財布を持って来なかったことを思い出す。今日は3000円しか無いので基山から左折して帰ることにする。
お昼ご飯は丸幸ラーメンで特性をオーダーする。10分ほど並ぶが待った甲斐があるくらい美味しかった。
あとはひたすら早良区を目指してこぎ続けることに。帰宅してからアビー号で南米商会までチューブを調達し行く。まだ日が暮れるには時間があるので大濠公園を5周して来る。これで今日の成果が100kmとなった。大濠からの帰りいつも行く焼鳥屋をのぞいたら風邪で休んでた大将が今日は出ていたのでお見舞いがてら今日の報告をする。生ビールごちそうさまです大将。
一気に800mって感じ?
往路 31.3km 2時間6分 復路 52.8km 2時間17分 帰ってから18.1km 48分
消費カロリー 2985kcal+約400kcal
背振山登頂は来年春までの宿題にする。
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