天気最高の1月最後の土曜日08:45呼子ツーリングに出発する。
今日のテーマはLSD(long slow distance)なので、スピードも距離も気にしないことにする。サイクルコンピュータの画面は心拍数とオウンゾーンだけにした。
因みにオウンゾーンは114~144と出ている。ゾーンを外れないように気をつけるが、ちょっとした坂道で頑張るとあっという間に160程度に心拍数が上がってしまう。まあこれは仕方ないとして遅れたスピードを直線で取り戻そうなんて考えないようにしてたんたんと走ることにした。
202号バイパスを波多江を左折し県道49号線を深江まで進み国道202号線から海岸線を唐津方面へ進む。
二丈パーキングエリアで休憩し虹ノ松原を楽しむ。
唐津バーガーのバスを発見し、まだ早いが10時のおやつにした。パンは素朴な感じでどうってことはないけど焼きたてで良い感じだ。スペシャル380円を注文したがレタスと薄いハム?と卵焼きが良い感じでマクドなどのハンバーガーとはひと味違う。バスから離れた所に自転車をとめたが店員がそこまで運んできて、なかなかじゃないと感心した。でもまあ食べたいと思うかどうかは微妙だった。
唐津城前の橋で写真を撮っている最中目の前で風に吹かれた青檸檬号が転倒してしましった。幸い壊れたところはなかったが、最近よく三脚やらカメラなどのアイテムが壊れているので自転車の置き方なども注意しなきゃなあと反省する。
呼子までの道のりは前回の海岸線ではなく菖蒲峠を越えることにする。標高153mで本日の最高地点である。傾斜が緩いので疲れることはなかった。

九電中継所

輪友さんの自宅がこの辺にあるらしいので注意して走ったが見あたらない。もう通り過ぎてしまったのかと諦めていたら左に酒店の看板を発見した。
シャッターが閉まっているので今日はご家族でお出かけかと走りだそうとしたら丁度若い女性が車で店の前に止まり、声をかけられた。
「もしかしたら主人のお友だちではないですか?」
奥様のようだ。「福岡の早良区から来ましたmassyと申します」と話していると、シャッターを上げ店の中に通され、何かお飲み物をどうぞってことになった。
のども渇いていたところだったので、お言葉に甘え缶ビールをいただくことになった。綺麗な奥様で輪友さんがうらやましかった。
奥のほうからお子さんが「お父さんに電話して」って奥様に伝言があり、輪友さんに電話にして何やら話されていると、どうも輪友さんは西海橋に行く途中西有田近くでパンクして帰路につかれている最中のようだった。今日のお供はクロスバイクで残念ながらセコイアではなかった。
電話を代わっていただき直接話すると携帯ポンプを持参してないのでタクシーでお帰り中のようだった。それでタクシー代も高くつくので唐津まで迎えにきてもらえないかなあという話の内容だった。備えあれば憂いなし。我がことのように反省させられた。
輪友さんは田舎と言うが、自分の田舎よりは勝っているようだ。
お礼とご主人様によろしくお伝え下さいと言い呼子港方面への坂道を下る。
(奥様の写真を撮らなかったことを後悔した)
呼子港に下り、殿ノ浦をぐるりと半周し、呼子大橋を望む。いただいた缶ビールで喉をうるおした。最高だ。橋を渡って加部島へ行こうか迷ったが、ナイトライドになることを用心して折り返す。
港のいかレストランでお昼にする。イカのお作りは以前ご馳走になったので今日は違うメニューにした。缶ビールが呼び水になったのでまたしても生ビールも注文してしまった。
うに丼がうまい。オプションのイカシューマイもビールのお通しも全部完食した。出すモノを出して体を軽くしたが少々気合いが入らなくなっている。(爆)
港周辺では一夜干しなどを売る店に観光客が出入りしており、その横ではイカツリーが今日も元気よく廻っている。ギア比の変わらないスプロケットに見えて笑える。七ツ釜は前回行ったばかりなので今日はパスし海岸線を唐津へ向かう。

佐賀牛かな
湊から唐津への道のりは追い風も手伝って30数キロで快適に流せた。「おぉー最高」と思わず叫んでしまった。
唐津までは意外と距離がないので気が付いたら唐津城下いたどりついた。
唐津東高校の正門が開いていて観光客らしい人々が入っていくので自分も中へ入ってみた。明治時代に立てられた唐津中学?の正門を移設したような看板があったが、この古い正門と唐津城がマッチしている。欲を言えば鉄筋コンクリートの校舎が不釣り合いな感じがする。
少し歩いた所に中学校の入試結果が張り出されて受験した生徒とその親御さんが記念写真を撮っていた。自分も微笑ましく見ていて後ろから記念撮影した。
200人中80人が合格っていうことは40%の合格率で偏差値が高くないと難しいのかもしれないと思った。
また虹ノ松原を経由して東へ進むが、左膝がズゥンズゥンする痛みが再発してきた。まだたいしたことはないのでこのまま進むが回復する様子はなさそうだ。10km程度の間隔でこの先休憩をとることになった。
二丈近くの活魚料理"海風"駐車場で休憩していると客に板前二名が見送り中だった。感じの良さそうな店なので次回通るときは入ってみたい。
道路工事も途中にあって100mほど車が数珠繋ぎになっているが横をすり抜けて先頭に出た。交通整理人の指示にしたがってトップで通過した。工事中の車線制限で道幅が狭いので後ろの車も自分を抜けないらしい。
加布里あたりから左膝の痛みは益々増して休憩の間隔も5kmおきくらいになっている。直進して最短コースを進もうかと考えたが糸島半島で夕日を見るチャンスがあるかもしれないと重い左折して芥屋大門へ向かう。
何度も通っている練習コースだが今日も新鮮な感じがする。何回走っても良いところだ。
芥屋ゴルフ場の坂では左膝が悲鳴を上げ始めた。何とかだましだまし走るが痛みは消えない。野北のセブンイレブンで給水し、二見浦へ向かう。
思った通り夕日が沈むところだった。ただ、水平線に沈むのを期待していただけに少し残念な気もした。
左膝には力が入らないのでほとんど右足だけで灘山の麓の坂を越えることになる。下りではペダルを回さず自由落下に身を(自転車を)任せる。
閉店した海釣り公園の駐車場で簡単にマッサージするが効かないようだ。
今宿から国道に合流するがあまりに自分が遅くてこわいので歩行者道路を走る。同じ方向のママチャリがいると、そんな自分の速度よりも遅いので一旦車道に下りて抜くがそんなに頑張らなくていいのになあと膝がしゃべっているような気がした。
今日はライトを置いてこようと思ったがウエストバックに入れておいてよかった。18:40帰着。風呂で念入りに左膝外側の筋肉と筋をマッサージしたら少し回
復した(ような気がした)。今日で1月の累計距離は930kmとなったが、たった70kmの残り分は消化できるか未定となった。
明日全快なら楽勝なんだけど。1月の自転車生活は今日で終了かもしれない。
158.5km 6時間57分 ave22.8km/h max50.8km/h
ケイデンスave84 max118 Hr.ave140 max174 4359Kcal
累積標高994m 最高地点153m
気温11:30/10.4℃ 15:00/12.3℃ 18:00/8.4℃
あとたった1.5kmでセンチュリーライド達成だったとは、トホホ
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