8/6仕事で山登り
設備点検で山登りしてきた。
会社では情報通信関係のエンジニアということになっているが、実態は事務屋に近い。少人数でほとんどの時間を管理と言う名の事務作業ばかりが仕事になっていて設備を触るのはもっぱら協力会社さんにお願いしている。
昔は(新入社員の頃は)協力会社さんと一緒に現場に出かけるのが楽しみでいつも山歩きしてたものだが今はそれを許してくれない。
今日は夏期の比較的暇な(ちょっと違うな)一日が出来たので山の上の設備の点検に参加出来ることになった。もっともうちの所員は誰も手を挙げず寂しく協力会社さんの後に着いていくのは自分だけだ。
自転車生活のおかげで登りはじめから中盤までは脚も心拍系も順調だ。先頭の作業員が草刈りしながら上っていただいて自分は水とお弁当と点検用紙だけを担いでいるだけなので申しわけない気がするが8合目以降はペースの足を引っ張らないように頑張るのがやっとになった。情けない。途中の沢で口の渇きを押さえたり(因みに水2.5リットルを消費)熊の糞に遭遇したりで退屈はしないが、それにしても登山道ってないの?
頂上に着いてしばらくは水以外お腹に入らないのだが汗が少し乾いて涼んでいたらおにぎり2個をおいしく頂けるくらいに回復してきた。山頂で測量や点検や草刈りをして2時間くらい経ったところで遠くで雷の音が聞こえてきたので下山し始めたが間に合わず大雨と連続して落ちる雷に追いかけられながらの慌ただしい下りとなった。
勾配30%の下りに65kgの体重が重くのしかかりやがて膝の制御は効かなくなった。立木にぶつかりながらスピードをコントロールするのがせいぜいで下半身だけでなく上半身(腕も)みしみしする。長靴の中が溜まった水でクチュクチュするので時々脱いで水をはき出さなければならなくなった。先頭が麓に下りてから10分以上経ってやっと自分も下山できたが、こんなことを報告をしたらそれ見たことかと笑われそうなので全然平気だったよとうそぶいてしまった(汗)。
帰ってカシミールにGPSのログを落としてみたらこんな急な勾配だったとは。数年前に上った富士山なんて今思えば楽勝だ。体重1.5kg落ちて喜んだけど翌日朝にはいつもの重さに戻ってしまっている(のかな?)
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