勤め先はとにかく出張が多い。
守備範囲が東北地方全域ってこともあるが上位組織や東京の本店も多い。今回は札幌だ。北海道はこの会社に入社して最初に勤務したところ。それも十勝の帯広から車で1時間も北上したところの山の中、いや平原の小さな町だった。
生まれ育った九州の南とは気候も言葉も食べ物の全然違ってここで生活していけるか不安でたまらなかったのだが、そんな心配は無用で仕事も少しずつ覚えて生活も楽しくて面白くてしょうがなかったことを記憶している。
北海道勤務はたったの2年間だったが今まで日本あちこち住んだ土地で一番印象が強いかもしれない。以来在道時に行けなかった場所に車やバイク(動力付き)で何回も行ってだいたいの場所は分かるようになっている。
札幌は東京と同じで(自分が思ってるだけかな)何でもあって賑やかすぎるのであまり好きではないのだが、命令で行かされる出張(研修)なのでそんなことも言っていられない。9時~18時まで×2日の中身の濃い研修で宿題もあり、終了時に試験もあって居眠りも出来ない訳だ(当たり前。汗)が、なんとか合格点はもらえたかなと思っている。
火曜日は夕方の仙台~新千歳便で東北地内を北上し下北半島上空~苫小牧と飛んでいたようで夕刻の金色に輝く津軽海峡が綺麗に見えた。
空港から札幌はJRで1時間もかからずホテルにチェックインして市内に繰り出した。今夜は皆既月食だとか聞いていたが市内のビル群と生憎の雲が邪魔してその景色は見ることはできなかったが一瞬暗いオレンジ色の満月を大通公園で見ることが出来た。残念ながらデジカメには収まらなかったが。
道産の魚介類・ジャガイモ・コーン・ラーメンなどたらふくご馳走になり夜も昼も大満足だったがこのまま帰るのはもったいないので最終日は休暇をいただき小樽を散策してきた。札幌から40分鉄道に揺られて駅の近くでレンタサイクルへ直行。値段が高い割に程度の良い自転車はなくママチャリしか残っていなかったが近々ママチャリレースも控えていることだしラッキーと思うことにしよう。
小樽運河の倉庫街、フェリーターミナル、裕次郎記念館(外だけ)など市内をポタリングしたがどこも観光客が多いこと。
時間もあるので総合案内所でいただいたパンフレットの地図を見ながら高島岬の小樽水族館へ行ってみることに。長いトンネルがいくつかあったがライトも点くし広い歩道があるので安心だ。
水族館近くの番所(跡かな)の食堂で海鮮丼をいただき水族館でお魚を見学。今日は幼稚園や小学校の遠足日なのかやたら子供達が賑やかだ。イルカショーは時間が合わず同じ道を駅に引き返す。市内の観光客はますます増えていた。時間があれば余市まで行きたかったが片道25kmはまた今度にしよう。ってそんな出張は二度とないだろう。
ママチャリレンタルで約30km(4時間1500円は高い)
てんこ盛りの海鮮丼・1600円
小樽水族館・1300円
寿司屋横町・見学だけ
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