6/11すっきりしない日曜日
木・金・土と続いた技能講習はたぶん不合格とならずに終了することができた。
予報では梅雨の合間のいい天気(降水確率10%)になりそうな日曜日だったので今日は少し遠出しようと昨日晩酌を我慢して今朝も早朝目が覚めたのだが、どうにもはっきりしない空模様。レーダー図では雨雲も近づいている。
張り切って準備したサイクルウェアーも出番がないようだ。カシミールでサイクリングルートをなぞってみるが、地図の上では道の具合・傾斜の度合い・交通量など分からない要素が多い。
暇を持て余すのも勿体ないので実際にルートをトレースしてみることにした。(車で)。
自転車で走るとしたら仙台~村田~遠刈田~苅田峠(蔵王)~山形~天童~作並~仙台(帰着)というルートを想定しているが、苅田峠の下の澄川スキー場までは4月に登った(ゲート閉鎖中)ので、半時計回りに走ってみる。県境の関山トンネル(約900m)は標高550mだが路側帯も歩道もないので前後のライトが必要になるだろう。ここからはペダルを漕がなくても天童(標高差400m)まで下って行ける。
山形市内の渋滞を避けたいので今日は寒河江を経由したがほぼ平坦路で走りやすい。最上川を何回か渡り遠くに1500m以上の山並みがたくさん見える。
山形市の南の蔵王半郷から蔵王温泉に向けて上昇する。約700mの上昇になるが傾斜はきつくなさそう。途中半袖短パンのローディーがかっとんで下って行った。蔵王温泉は東北屈指のスキー場である。地蔵尊までロープウェイを乗り継げば800mの標高差を30分以上かけて滑走できそうだ。
道路はここから100mほど下り猿倉スキー場で蔵王エコーラインに接続する。ここからひたすら1600mの苅田峠を目指すことになるが、山形県側の傾斜は福岡の九千部山ほどのきつさはないようだった。ただ果てしなく長い気はするが。
苅田峠近くの駐車場に止めてリフトで御釜まで行く。山形県側は眺望が全然きかずガスが下から駆け上がってくる。ガスの切れ間からかろうじて御釜の濃い緑色の水面を望むことができた。気温は10℃ほどで下界より10℃は下がっている。Tシャツで登ってくる観光客も少なくないが気の毒だ。
雪が解けて間もないので高山植物はこれからなのか、花をつけた草花は多くはないが、それでも小さな花びらをつけた桜やいくつかの種類を発見した。
これはリフト乗り場の売店にあった高山植物
下りは霧(というより小雨)の中を下るが、おそらく自転車で20~30キロで下るくらいのスピードだ。
山を下りきった蔵王町役場の先から村田町~当方区自動車道沿いの県道は小さなアップダウンを繰り返すがメインの蔵王越えに比べればたいしたことはなさそうだ。
真夏の仙台の気温を30℃として山頂は20℃を下回っているのだろう。ただ上昇中は相当の水分補給をしなければならないだろうから給水所もいくつか押さえておかなければならないが、いくつかのドライブインが助けになりそうだ。
梅雨と出張続きの6月なので体力が落ちないように何か続けなければ。
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